原案&プログラマーの 独断と偏見による各キャラ雑感 ・京子 清楚!高い背丈!貧乳!黒髪サラサラロングヘアー! まさに美を詰め込んだはずの主人公。 本編終了後は響也とようやくラブラブに。まぁ両者とも一目惚れ(っていうのか?) だったのですが。 焼肉大好きだが、スポーツを嗜み、素晴らしく健康的な毎日を送るので、 スラッとしたスレンダー。…のはず。 弟への愛は結構重め。年が離れているので、愛というよりは母性ですが。 行動力があり、リーダーシップもあり、品行方正なので、周りから頼られることが多い。 だが、天然の気で、周りを振り回すこともしばしば。主に被害者は響也。 ちなみに将来の夢は国語の先生。初期設定では、受験で気疲れしているところを 響也が息抜きに誘う……っていうものだったが、これは企画前の話。だいたい2012年くらいまでの 構想です。 ・響也 優柔不断、能力は平々凡々。少し童顔な、よくいる主人公なキャラクター 京子には幼い時から恋心を抱いていて、本編通過後に無事結実。長い長い遠回りだった。 京子を守りたいという意思はとても強く、自分の命を捨てることも厭わない思考をもつ。 初期構想では結構な確率で死んでしまうキャラで、まさしく「メインヒロイン」だったのだが、 時間がなかった。しょうがないね。 ・恵 男の娘!なにそれ!食えるの!? 最初おとこのむすめ、って読んでいたのを馬鹿にされたのが きっかけで生まれたキャラです。嘘です。 実は当初は彼は比率的に本当の女の子の予定でした。そして、なんと。ヤンデレの予定でした。 本家コープスに則り、響也を殺して 「アッハァ! イィイイイィィ! 殺した!殺したの!ころころころし殺したしたしたした!」 っとぶちかますキャラだったのですが、仕様簡略化によりそもそも隔離されているキャラ達に諍いを 起こすことが不可能に。というより、仕様がもともと複雑かつ丸パクリだったので、テコ入れをいれた結果 ボツになりました。 さて、性転換理由ですが、もちろんヤンデレの彼(彼女?)の愛の対象は京子です。 つまりハイパーサイコヤンデレズにする予定でした。が、上の関係でヤンデレはおさらば。 レズにしても楓にそっちの気があったので、配分的にどーなんだ、レズ二人ってと思い、 「あ!じゃあ見た目女の子のまんまで、中身男にすれば問題なくね?ノーマルラブだね!」 となり、彼は男になりました。 得意科目は理科数学全般。T大クラス。しかし国語と英語はてんで×。 文系0で受かる大学あるんですかね?少なくとも難関大学にはないので、彼は一年半きっと 頑張るでしょう。 ・楓 巨乳ほんわかメルヘン少女。生物部所属で、生き物全般大好き。小動物に目がなく、 男よりは女の子のほうが好き……のはず。恵は溺愛。愛でてます。(本編前) さすがに本編後は海斗の男気に触れて彼とくっつきましたが。 元々はくっつける気はありませんでした。シナリオの独断です。 後日談は好きにしていいとは言ったので、まぁこういうのもアリでしょう。 元々は「海斗に守られる」ことがトリガーになって、海斗のことを好きになる…… が、それを告白するルートに入ると確実に海斗が死ぬ……ように組み込む予定でした。 ・海斗 不良!でも根はまっすぐ。少しひねくれただけです。髪を染めたのは高校生になってから。 腕っ節は達者で、ラグビーをやっていたり。 初期設定では腕っ節を披露する舞台が結構あり、このキャラを残すと 最終面での攻略が非常に楽になる……予定でした。そんなことはなかった。残念。 死亡フラグ数も響也より上、しかも楓との仲を一定以上進展させると死亡確定と 散々な役回りでもありました。 俊との絡みは元々はあまりありませんでしたが、「相棒」設定をシナリオさんが美味しく料理 してくれました。実にいい男の友情。 ・俊 成績優秀、ガリ勉、メガネ、委員長。そんあ堅物真面目という言葉の権化とも呼べるキャラ。 元々はもっと毒舌で憎たらしい感じなキャラでしたが、頭の回転が早いので 半分位主人公なポジションに。大体複雑な事情はこいつが察して説明してくれるので、 大分シナリオ運びが楽に。 本編、番外編では先述のとおり、海斗とのタッグが非常に熱く描かれています。 スポーツはそこそこ。不得意というわけではない。 ・達也 弟、ショタっ子。重度のシスコンですが、好きな人は別にいる模様……? 正直なところ、バッドエンド起動役。ただ死ぬに飽き足らず、こいつが死ぬと 強制的に恵も死亡するので、擁護の仕様が無い、バッドエンドキャラになりました。 この子の設定はあまり変わってはいません。元々はもうちょっと目立つキャラでしたが、 TRUEEND、後日談、などなどでは見事にフェードアウト。もう少しなんとかならなかったのか。 ……きっといつか。何とかしましょう。 ・小野坂さん お助けキャラ。彼女抜きではこのゲームのクリアは不可能。 彼女のおかげで、大分学校の攻略難易度が落ちています。彼女が敵に回ったら…… 絶対に勝てません。 ゲームって偉大ですね。 ・桃子 桃子は実は初期原案から一番大きく変わったキャラだったりします。 最初ポニーテールだったし、口調はかなり明るいキャラでした。 色々とあって今に至りますが……。 過去篇でのキャライメージも京子そっくりにする予定だったり。この設定は 別な子に受け渡される形で消滅しました。 霊能力を持つ家系に生まれた彼女。生まれてすぐに母親を亡くし、父親は行方知れず。 祖父母の実家(本家)で育てられました。書庫の本を好奇心から読んで、 一通りの霊能力が身に付いた感じですね。過去篇で垣間見れるとは思いますが、 しかし、純粋な正義に自身の能力をみだりにさらけ出し、慢心したことが仇となり、 仲間にはただひとりを除いて信頼されず、協力して脱出することもできなかった……。 なんだかんだでこの一件の最大の被害者でしょう。 TRUEENDで、少しは救われたでしょうか。 ・隆二 海斗をさらに不良にした感じ。 すぐ死にそうなイメージ。実際最初に死にますが。 オカルト部メンバーともあまり話はしない、一匹狼気質だったんですが なんかシナリオに渡したら清美と結構絡んでました。 まぁ不良とお嬢様のカップリングは鉄板ですか、そうですか。 ・清美 腹黒お嬢様。あんまり腹黒成分は出ませんでしたが。 徳川財閥の跡取り娘。徳川ってのはアレです。ミステリイーターの2話の容疑者さん。 要するに孫です。ここだけの話。 まぁミステリイーターの時間軸時点では 存在が抹消されていますが。 意外と隆二と絡みがありました。隆二死亡後、一番ショックを受けていたのは たぶん彼女……みたいな感じになってましたね。 最後は胸に大きく穴があいて終了。CG欲しかったなぁ ・皐月 元気な褐色系スポーツ少女。 対幽霊において戦闘能力は彼女の言うとおり、桃子に次いで2位。 たぶん海斗よりもストレングス値は大きいはず。 体格差の問題で一騎打ちしたらどうなるかは……。 性格は快活。しかしあまり空気は読めないので、影口を言われることも。 克己から好意を持たれているが、本人は気づいていない様子。 ちなみに脳みそ筋肉。勉強はダメダメ。 ・克己 穏やかな少年。……のはずが、人間の屑に。 なんやかんやで一番恨む理由が理不尽になってしまったキャラクターです。 何よ、あの場面じゃしょうがないじゃないか。なんであんなことで殺人者扱いするんだよ つか、男なんだからお前が体張って皐月守れよこの屑野郎…… 皐月への愛はきっと本物でしょうけどね。しかし如何せん、皐月の方が強かった。 ・樹槌 過去篇唯一の良心にしてメインヒロイン。 基本的になんでも出来ちゃう優秀な子。しかし人付き合いが極度に苦手なコミュ障。 目は死んでるし、何を考えてるかよくわからない。 ……というのが他人からの評価。他人の考えがわかってしまう彼には そんな人たちを信用することができなかった。 しかし、そんな彼は桃子に出会う。彼のことを純粋に助けた彼女に、他人とは一線を画する彼女に 彼は徐々に心を開いていった……。桃子に心を開いていたのは彼だけだったのだ……。 ・鋏の女 ラスボス。簡単に退場しちゃいますが、過去篇では猛威を振るう。 本当は彼女とバトルする展開が予定されていましたが、 ゲームの最後だけバトルって展開はいかがか、という助言から無しに。 ……コープスパーティーのモロパクですからね。仕方ないね。 ステータスは霊力特化。目の前で彼を殺された恨み、死後死体を弄ばれた恨み、 そして事件をもみ消された世間への恨み これらの恨みがベースとなり、廃校舎の霊磁場が形成。死後存在が世間から抹消される ように……。 ・男の霊 不良。そもそもこいつが先生に刃物を向けたのが事件の発端なのだが……。 浄化によっていい奴に。 鋏の女の悪霊化、未練の一端ですから、鋏の女攻略には彼が不可欠。 彼を味方に付ける必要があったんですね。 まぁすんなりと本編では仲間になりましたが。 ・先生の霊 事故だったとは言え、そこでテンパって彼女を殺してしまうなんて……。 そしてもみ消してしまうなんて……。 まぁ悪い奴ですね。こんな先生は実在しないでしょう。