◎呪いの猟奇記事    オカルト研究部員が世界中の猟奇事件を調べていたメモ。持ち込んでいた。 1階と2階に1枚ずつ。        @<1階>    男子生徒・女子生徒を拉致監禁したとして逮捕・死刑となったA国の犯罪者は何と、医者であった。    男子生徒・女子生徒の殺人については彼は認めず、事実その主張も認められた。もっとも、殺人教唆の罪と行動の残忍さから死刑となった。    その彼の提出した殺人を行っていないという証拠がすさまじいものであった。    なんと、それは監禁された男子生徒と女子生徒を記録した監視カメラのビデオである。    --    誘拐した中学生ぐらいの男の子と女の子のカップルを監禁し、食べ物・飲み物を一切与えないでいた。    監禁した部屋には鉈・鋸・そのほか人を殺しうる工具をいくつか置いておいた。    1日目はお互いに大丈夫だよ、大丈夫だよと言いあっていたが、    2日目には沈黙。女の子はすこしパニックにになっていた。男の子はずっと大丈夫だよ、大丈夫、と言っていた。    男の子は自分の指を切り落とし、その肉と血を与えた。女の子はおびえながらもそれを喰らった。    女の子は自分の指を切り落とそうとした。だが男子生徒はそれを止めさせた。    女の子は就寝時間に横になりながらすすり泣く。    ---    この行動に興味を持った犯人は女の子に夜中接触。その味を尋ね、なんでお前だけが食べてるんだ、全部食べたら出してやる、等と女の子を追い詰める言葉を発言。    ---    そしてついに女の子は発狂。3日目に男の子の頭を切断。腹を裂いて肉を喰らい、血をすすり、満足したかと思うと    男の子の頭を抱えて眠りだした。    4日目になると右目をくりぬいて食べた。    5日目になると左目をくりぬいて食べた。    6日目には深い口づけをし、舌を食べた。    7日目には頭をかち割り脳みそを食べた。女の子は叫び声をあげ、自分の頭をかち割った。    --    人間の飲み食いなしで生存できる限界は3日と言われている。    なにより、水が足りないのである。水は生体内のあらゆる化学反応をつかさどる。    エネルギーを作るにしろ何にしろ水は必ず反応にかかわるのである。    では、その水を絶ってしまうと人はどうなるのか?男はこれを検証しようとしたらしい。        >京子が発狂するフラグ。美術室幽閉フラグ    ・美術室の石造・キャンパスに血文字が突然出現・閉じ込められる。     (呪いの猟奇記事1(カニバ事件)を調べていると発生。 極限状態になり、京子が意識を失う(乗り移られて響也を食べる))            A<2階>    「N国少年拉致・拷問死事件」    犯人は同国のもので、大学生。T大学理学部応用化学部に在籍していた。    彼は人の苦しむ姿を見て興奮するという性癖を持っており、被害者となった少年の殺し方はとても凄惨なものであった。    腹部周辺は薬品(水酸化アルカリ金属と思われる)によってところどころ爛れており、    背中はたばこを押し付けられた跡が数か所。    手足はやけどで化膿していていた。    何よりもひどいのは顔面が全体的に焦げ、爛れていた、ということ。    解剖結果及び犯人の証言から、多量の濃硫酸を顔面にかけたということが分かった。        >読んだ直後、恵が周りを見るとそこは化学室。     鼻を刺す薬品臭に気づき、後ろを振り返るとそこには縛られた達也がこっちをおびえた表情でみている。     手には濃硫酸。そして恵の体が勝手に……     恵「(いやぁ、やめて……やめてぇぇぇえええっ)」     達也「うわああああぁぁああっぁあっあっああああああ」        !文才ないので手直し頼む